手間暇がかかる・投資金額が大きい
- 手間暇がかかる
不動産経営には、時間がかかります。
時間というものは、金持ちでも貧乏人でも、等しく与えられているものです。
お金は稼ぐことはできても、失った時間は取り返すことはできません。
従って、時間というものは、大切なものなのです。
不動産経営も経済的自由を確立し、引いては、時間的自由、そして、精神的自由へ繋げていこうというのが、究極の目的だと思います。
つまり、不動産経営は、ひとつの手段・目標であって、目的そのものではないと思います。
不動産経営にあまりに時間を取られ過ぎては、本末転倒となってしまいます。
勿論、不動産経営そのものが好きであれば、別ですが。
(私もそうではありますが。)
不動産経営を始めるにあたっての、ノウハウ吸収(本、セミナー、資格取得等)、不動産関係会社・金融機関等との打合せ、不動産物件選定、資金調達交渉等、当初、時間をかけるのは、重要だと思います。
但し、ある程度、軌道に乗った後は、建物・賃貸管理会社等専門会社に対する業務委託により、他社の方の力をお借りすることも効果的です。
よく、家賃回収・滞納督促、清掃、修繕修理、リフォーム、入居者確保、契約迄、何から何まで、所有者が自分で自ら行っている人もいますが、こういった業務が好きで、又、他に仕事もなく、時間がふんだんにあれば別ですが、そうでもなければ、必ずしも、効果的なやり方ではないと思います。
一通り理解し、軌道に乗った後は、他の人でもできることは、他の人に任せ、自分は自分しかできないことに専念するというのが、効果的かと思います。
かたや、不動産経営を通じて、法令・会計・税務・不動産等、様々なノウハウを習得することができますし、各種士業(土地家屋調査士・司法書士・弁護士・公認会計士・税理士等)、金融機関・不動産会社・不動産経営仲間とも知り合え、人脈形成にも繋がります。
サラリーマンをしていれば、それらノウハウ・人脈は、御互いに、相乗効果を発揮することもあるかと思います。
- 投資金額が大きい
不動産経営の場合、一般的に、他の資産運用・投資(預貯金、貴金属、株式等)の場合と異なり、投資金額が大きくなります。
借入を活用する場合も多いこともあって、そうなるのでしょう。
従って、失敗した場合のダメージは大きくなります。
借入していた場合、ローン返済の方が家賃を上回ったり、更には、イールドギャップがマイナス:借入金利の方が運用利回りを上回ってしまえば、レバレッジ(梃子)が逆に作用してしまいます。
これでは、やればやるほど苦しくなってしまい、後が続かなくなってしまいます。
正に、バブルからバブル崩壊時の時のような事態になってしまったら、玉砕です!!
ただ、逆に言えば、借入金を活用するということは、考えようによっては、金融機関によって、借入人の個人属性・物件の属性も判断してもらえるということになるのです。
他にも、借入金の活用には、規模の大きい取引を資金蓄積を待たずに実行できる、梃子の原理を活用できる、団体信用生命保険を活用できる、支払金利分の節税ができる等のメリットを享受することも可能です。
【まとめ】不動産経営は、自分にしかできないこと、他に委託できることを切り分ける。
又、投資金額が大きいので、取り返しのつかない規模の失敗は避ける。
【セミナー情報】
未だ未公開情報ですが、
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