家族との関係
先日、「働くアラフォーママが夫にナイショで家賃年収4000万円!」(内本智子先生、㈱扶桑社、2013年6月1日発売)という本を読まさせて頂きましたが、「夫に内緒で」ここまで不動産経営を拡大できるというのにはビックリでした。
「妻に内緒で」ならまだあり得るかも知れませんが。
内本智子先生も、資金調達の際には、連帯保証を要求されたりとか、結構苦労はされたようです。
私の場合も、不動産経営は28歳の独身時代からやっていますが、結婚後買い増しする際には、妻を説得するのに苦労したものです。
現金購入の際は、結構自分の裁量で購入していましたので、確定申告の度毎に、
「なんか物件が増えているような気がするんだけど。」
「気のせいじゃない?」
とかやりとりしていたものです。
ところが、一棟物アパート新築の際は、「確認書」とか「連帯保証書」にも妻の署名捺印を要求されますので、最初は、説得に結構苦労しました。
私の場合は、東京・博多・札幌・名古屋・京都・小樽と、地方にもありますが、物件視察、抵当権設定付金銭消費貸借契約、決済等、機会ある毎に、家族ともどもで出かけ、近隣を旅行してきたものです。
不動産経営は、その目的を明確にし、家族、特に配偶者の理解をも得ておかないと、うまくいかないこともあります。
特に、時間とお金です。
不動産経営には、時間もかかりますので、家族との時間が少なくなることもあります。
また、当初は、初期費用もかかります。
物件購入時の段階で、配偶者等、家族の反対にあい、断念する場合も多いようです。
金融機関によっては、借入時に、配偶者の確認書、連帯保証を要求されることもあります。
私の知り合いも、配偶者を説得するのに、一番骨が折れたという人も多いです。
適宜、家族にも、不動産投資関連の新聞・本・雑誌、DVD、関連テレビ番組等を見せたり、セミナー・不動産会社に一緒に行ったりし、徐々に、慣れさせるのも効果的です。
そして、不動産経営の目的を明確に伝えることです。
不動産経営のメリット・リターンには色々なものがありますが、安定的な毎月の家賃収入、万一の際の生命保険代わり、老後の年金代わり等といったことが強力な説得材料となります。
一般的に、女性と言うのは、心配性で、安定的な生活を望みます。
それでなくても、住宅ローンを抱えて苦しいのに、不動産投資用物件のローンまで抱えて、あなたが死んだらどうやって払うのよとなってしまうのです。
しかしながら、不動産には、通常、団体信用生命保険が付いており、借主に万一の事態(死亡、重度障害)が発生した場合には、生命保険会社が残債を支払ってくれます。
つまり、遺族には、残債の無い不動産が残されるのです。
ローン返済が無い分、受取家賃はほとんど丸々、残ることとなるのです。
資産は食い潰さず、受取家賃で生活できれば、将来への不安もなくなります。
お金を残しても、そのお金は、どんどん減っていきます。
資産運用ノウハウの少ない人なら、尚更です。
まさに、
「鶏は残して、卵を食べて生きていく。」
という生き方です。
鶏は食べてしまえばそれっきりですが、卵を食べていく分には、ずっと困ることはありません。
更には、徐々に、不動産経営のノウハウを伝授していくのです。
まさに、
「魚を残すのではなく、魚の釣り方を伝授する。」
です。
魚を残しても、食べてしまえばそれっきりですし、食べなくても、腐ってしまいます。
それよりも、魚の釣り方を知っていれば、ずっと困ることはありません。
最近、私のセミナーにおいても、御夫婦で聞きにこられる方が増えてきました。
最初は、御夫婦のどちらかが積極的で、そのうち、もう片方にも理解させる為にと、やがて御夫婦で来られるパターンが多いようです。
不動産経営のメリットを理解されてからは、話が早く進展するようです。
不動産会社さんとの関係でも、立地・物件選定もスムーズに行きますし、金融機関との交渉もスムーズに行きます。
これが、御夫婦の話し合いがうまく行っていない場合ですと、不動産会社選定、立地・物件選定、資金調達交渉等がスムーズに行きません。
というか、不動産経営自体に反対されれば、一歩も前に進むことすらできないのです。
私の場合は、独身の頃から、不動産経営をしておりましたし、妻と結婚前から、その方面の話もしておりましたので、自然とそういうものだと、今日に至っております。
独身時代から不動産経営を始めて、基盤を作っておくというのも手かもしれませんね。
【まとめ】不動産経営において、家族の理解は重要なものである。
家族の理解があれば、立地・物件選定、資金調達等もスムーズに行く。
【セミナー情報】
未だ未公開情報ですが、
10月17日(土)12:00~受付、12:30~15:30(幻冬舎1号館)、
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皆さま、奮って、御参加下さい!!
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【㈱幻冬舎1号館】
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