かんぽ生命保険購入
11月4日(水)、日本郵政グループ3社(日本郵政(持株会社)、ゆうちょ銀行・かんぽ生命)が上場しました。
私も、早速、初日に、日本郵政(持株会社)、ゆうちょ銀行、購入しましたが、今日5日(木)は、かんぽ生命保険、購入しました。
日本郵政(持株会社)、ゆうちょ銀行共に、PBR(純資産倍率)は、0.5程度で、理論上は、半額程度と、割安です。
更に、JR駅前の一等地に、郵便局等優良な土地を保有しています。
これらの土地は、会計上は、原則として、取得価格となっています。
ほとんどが昔の安い時価のものであり、含み益は相当あると思われます。
この含み益をも考慮すれば、相当割安と思われます。
類似業種としては、JR各社等鉄道会社、NTT・KDDI等通信会社、電力会社各社・ガス会社各社等エネルギー会社も、同様の傾向があります。
各優良不動産保有会社の株を通して、優良不動産を保有するという考え方もあってもいいのではないでしょうか。
しかし、懸念が無いわけではありません。
郵便事業については、IT化の進展により、パソコン・スマートフォン等による電子メール・クラウドサービス等にとって代わられつつあります。
又、ライバルとして、宅配業者も参入してきています。
ゆうちょ銀行については、国の財政破綻からの紙幣・国債増刷によるインフレを想定した場合、現金・預貯金より実物資産への動きが加速する可能性が高いと思われます。
運用については、住宅ローン参入も言われていますが、一人っ子同士の結婚・人口減・住宅余り・不景気の世の中にあって、住宅を買う人は減ってくるかも知れません。
住宅ローン破綻も増えるかも知れません。
かんぽ生命保険については、結婚しない・子供を作らない等おひとり様増加・人口減・不景気にあって、保険離れが進んでいます。
そして、日本郵政グループにとって、最も怖いのが、運用において、かなりの国債を保有していることです。
日本は1,200兆円の負債を抱え、実質破綻していますから、理論上は、紙切れとも言えます。
膨大な含み損とも言えます。
これにて、現在保有株は、双日、シダックス、ノリタケカンパニーリミテド、日本郵政、かんぽ生命保険、ゆうちょ銀行、マツダ、伊藤忠商事、丸紅、三井物産、三菱商事、松屋、三菱UFJフィナンシャルグループ、りそなホールディングス、みずほフィナンシャルグループ、第一商品、第一生命保険、三菱地所、平和不動産、日本電信電話、東京電力となります。
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