「無担保で16億円借りる 小山昇の“実践”銀行交渉術 [Kindle版]」
今日9月30日(水)、「無担保で16億円借りる 小山昇の“実践”銀行交渉術 [Kindle版]」(小山昇先生、株式会社あさ出版)、ダウンロードしました。
資金調達のノウハウが満載です!!
「お金は、命の次に大切なものです。
ですが、多くの社長はあまりにも無策です。
もし、打つ手がわからないのなら、 わかっている人間に聞いて、そのとおりに真似すればいいのです。
まわりにわかっている人がいなければ、私のところに来ればいい。
実際、私のもとには、全国の社長さんから、銀行との交渉に関する相談が毎日のように寄せられています。
● 銀行から定期預金を条件に、信用保証協会付で融資を持ちかけられたのですが……
● 何行と取引していいのかわかりません。
融資をいただく銀行の数を増やしてもいいのでしょうか……
● ○○銀行と××銀行の土地に対する評価額が半分以上違ったのですが……
私は、アドバイスを送り、相談者はアドバイスに基づき、交渉をし、 多くの会社が自社に有利な融資を引き出しています。
私が、お金を貸す側の仕組みを知っているのは、 私が優秀なのではなく、私の失敗の数が秀でているからです。
融通手形に手を出したこともあれば、明日倒産という絶体絶命の状況に追い込まれたこともある。
もう二度とあの苦しみは味わいたくない。
この強い思いが私の原動力です。
本書には私が積み上げてきた銀行交渉のノウハウを収めています。
「銀行はお金を貸してくれない」
とあきらめないでください。
打つ手はいくらでもあります。
本書が資金繰りに困っている中小企業のお役に立てることを願っています。
■目次
はじめに
「武蔵野」が受けた貸し剥がしの実態
格付け10の会社を建て直せるのは、小山昇だけ
常に「なぜだろう」と問いかける
小山昇に、失敗の歴史あり
●序章
銀行が貸し渋るのは、本業以外で損をしたから
①「晴れたら傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げる」
は正しい
悪いのは銀行ではなく、むしろ無知な社長である
お金は、「借りるもの」ではなく「買うもの」
②銀行は、お金を貸すのが仕事なのに、どうして貸さないのか
貸し渋り・貸し剥がしの原因は、銀行が「本業以外」で損をしたから
貸すも親切、貸さぬも親切
③「武蔵野」は支店長のやきもちで、貸し渋りにあった
支店長に嫌われたら、その会社はおしまい
④銀行は、「業績の良い会社」からしか貸し剥がしをしない
業績の悪い会社は、貸し剥がしにあわない
⑤自力で戦うから、筋肉質の会社ができる
「モラトリアム」によって、貸し渋りがさらに増える
貸し渋りは、会社を改革する絶好のチャンス
痛みをこわがっていたら、変化は起きない
⑥銀行を自社のチェック機関に活用する
銀行に「ブレーキ」の役割を持たせる
社長は「撤退」ができて一人前
●第1章 無担保で最大16億円借りた「武蔵野」の交渉術
①担保も、個人保証もない「武蔵野」は超異常!
社長は「いまが最高の状態」と思ったときに、努力を忘れる
段階的に「根抵当権」を外した小山昇の戦略
「当り前」の考えを捨てれば、包括根保証は外せる
「根抵当権」がついていると、他行から借りられない
②目先の金利より、借りられる「額」に目を向ける
事業の目的は、お客様の数を増やすこと
金利は、会社を強くするための必要経費
③基本的に「無借金経営」はあり得ない
借金は罪悪ではない
ナンバーワンになるにも、現金が必要
現金は明るさの象徴
④「ジッキン」のしくみをわかっていないと、損をする
定期預金をすると、実質的な金利が高くなる
行員が勝手に定期預金を解約?
金利は、売上で決まるのではない。
格付けで決まる
⑤「次は長期で貸したい」と言わせる
「武蔵野」の交渉術
借りたお金のほとんどを普通預金に残しておく
意図的に「晴れている状態」をつくる
最初の融資は「お見合い」のようなもの
⑥1円で株式継承するために、長期でめいっぱい借り入れる
格付けを上げて資金を確保する
開発費と貸し剥がしにあった金額は、ほぼ同額
●第2章
「銀行の本音」社長には言えない
①支店では、支店長が絶対的な存在である
貸す、貸さないの決定権は、支店長が握っている
支店長は、倍倍ゲームで伸びている会社に融資をしない
前任の支店長の決定ではなく、現在の支店長の決定が優先される
②かつて銀行には、「侍」がいた
小山昇が認めた4人の支店長
③銀行員の体質を知らない社長は、損をする
失点を怖れるサラリーマンタイプの支店長が多い
優秀な担当者は、スピード感がある
④「頭取銘柄」に選ばれたら、倒産しない
頭取が訪ねてくる会社は、地域ナンバーワンの証拠
銀行の人事異動は、政策転換を意味する
⑤銀行は敵ではない。
ビジネスパートナーです
銀行に腹を立てても意味がない
銀行と中小企業は、WIN—WINであるべき
⑥「都銀1、地銀1、信金1、政府系1」が取引の基本
無理して都銀とつき合わなくてもいい
自社の実力に応じて、バランス良く銀行とつき合う
⑦メインバンクには、決裁権の大きい支店を選ぶ
支店には「格」がある
メインバンクは、頻繁に変えないほうがいい
⑧担保をとられるのは、社長が信用されていないから
担保をとるのは「保全」のため
担保の価値は、銀行によって変わる
銀行は「社長の奥さん」にまで個人保証をつける
定期預金は、何本かに分けておく
⑨支払手形は、「待った」がきかない
「手形貸付」よりも「証書貸付」で借り入れる
「融手」は、連鎖倒産を招く
「超劇薬」 受取手形は「じっと持っておく」のが正しい
⑩支払手形を発行しなければ、会社は倒産しない
努力次第で手形はゼロになる
現金払いを認めさせるには、相手のメリットも考える
無手形無借金だと、バイタリティーがなくなるおそれも
●第3章
定期的な銀行訪問で、融資を引き出す
①定期的な銀行訪問こそ、信用を勝ち得る最良手段
借りたお金の使い道を報告する義務がある
訪問日には、シャッターが上がる前から待つ
経営計画書に、銀行訪問日を明記する
②銀行訪問では、「数字」を報告する
銀行訪問には、幹部社員を同行させる
銀行の担当者に数字を直接記入してもらう
報告は、悪いことが先。
良いことはあと
③「同じ話」をすれば、銀行ごとの温度差がわかる
同じ条件を揃えなければ、違いがわからない
資金需要は早めに、平等に公開する
2行から申し出があったら、両方借りるのが正しい
④定点観測をして、支店の変化を察知する
支店長の心は、形になって表れる
銀行訪問に費やす時間は、一行につき「20分以内」
⑤他行の提案書を銀行交渉に利用する
新規の飛び込み営業を追い返してはいけない
銀行同士を競わせ、自社に有利な条件を引き出す
⑥「なんの用事もない」のに、支店長が訪ねて来ることはない
真実は現場にしかない
支店長に経営計画資料をさりげなく見せる
できるだけ「銀行の本音」を引き出しておく
⑦銀行は信用しても、銀行のやることは信用しない
無知な社長は、銀行の言いなりになる
「資金繰り表」は出さなくていい
⑧証書のコピーをとっておくと、銀行から信用される
定期預金の解約をちらつかせ、証書を返してもらう
⑨「打つ手がない」と思えるのは、社長の経験値が低いから
親の七光りを利用して融資を受ける
先代が亡くなったら、死亡診断書より先にお金を下ろす
病床の父親のサインをもらうには
⑩銀行とはルールを守ってつき合う
「接待はしない」、「恩は売らない」が基本
金融庁に相談するときは、銀行にひと声かける
「株式会社武蔵野」の銀行交渉の現場から
――滝石洋子が小山から学んだ「交渉の心得」
銀行の提案をそのまま受け入れてはいけない
銀行交渉の担当者は、「数字を直接見ていない人」が望ましい
銀行からのアポイントは「3回」断る
お金は「貸す」ではなく「お買い上げいただく」もの
突然の人事異動で、経理部長に
交渉する小山昇は、高尚な人物である
銀行交渉は、明るく、元気に、図々しく
●第4章
財務体質を改善し、「貸したい会社」に生まれ変わる
●第5章
嘘のない「見える化」が、銀行の信用につながる」
【セミナー情報】
未だ未公開情報ですが、
10月17日(土)12:00~受付、12:30~15:30(幻冬舎1号館)、
「サラリーマン大家<加藤隆>が語るマンション経営」(仮題)(㈱PIMさん・幻冬舎さん)が、開催されます!!
皆さま、奮って、御参加下さい!!
【㈱PIM】
【㈱幻冬舎】
http://www.gentosha.co.jp/tankou/
【㈱幻冬舎1号館】
http://all-event.net/locations/gentosha/