新著!!『不動産経営は「人」で決まる! 苦労人大家だからわかる、考えるべき本当の話』


1月17日(金)、新著『不動産経営は「人」で決まる! 苦労人大家だからわかる、考えるべき本当の話』が発売となります!!

皆様、是非、読んで下さい!!

【加藤隆新著情報】(2020年 1月17日発売)

不動産経営は「人」で決まる! 苦労人大家だからわかる、考えるべき本当の話』(加藤 隆、パンローリング㈱)

http://www.panrolling.com/books/gr/gr156.html

著者 加藤隆 定価 1,600円+税 A5判 2020年1月発売 ISBN 978-4-7759-9171-8

フォームの始まり

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目次

「人(人間関係)」を考慮しない不動産経営は失敗する

不動産経営で成功するためには、何が必要でしょうか? 真っ先に思い浮かぶのは「条件の良い物件」を手に入れることでしょう。駅に近いとか、商業施設が近くにあるなど、利便性の高い地域にある、いわゆる“暮らしやすい良い物件”を購入できれば、確かに、不動産経営はうまくいきそうな予感はします。

しかし、本当にそうでしょうか? 少し考えてみましょう。

1)物件が手に入らなければ、すべては絵に描いた餅になる

不動産経営には、ほかの資産運用(株式投資やFXなど)とは大きく異なる面があります。それは、不動産というものには、数に限りがあり、同じものは2つとして存在しないという点です。どんなに良い条件を考えたとしても、その条件に合う物件はそれほど多くはありません。しかも、皆さんが考えるような良い条件の物件は、ほかの不動産経営者も狙っています。物件の数自体が少ないうえに、敵の数も多いのです。

言い換えるならば、争奪戦になります。良い物件の情報が出たときに、ほかの不動産経営者よりもいち早くその情報を手にし、決断し、購入に結びつけなければならないのです。どんなに素晴らしい条件の物件を考えていたとしても、どんなに優れた理論を持っていたとしても、狙っている物件の情報が早く回ってこなければ、意味がありません。誰かに先に取られてしまいます。

物件情報が早く回ってくるだけでは、実はまだ足りません。すぐに購入手続きに移れるような体制になっていなければ、ライバルに先を越されてしまいます。

逆に言うと、物件情報が誰よりも早く回ってくるような仕組みを作っておけば、手元に来た情報の中から取捨選択することが可能になりますし、すぐに購入できる体制を整えておけば、誰よりも早く購入できる確率が高まるのです。

では、その仕組みや体制はどう作ればよいのでしょうか。結論から言うと、不動産会社や金融機関など、不動産経営に欠かせない“パートナー”との関係を、日頃から良好にしておけばよいのです。

不動産会社の担当者も、金融機関の担当者も、みんな人間です。日頃から仲の良い人がいれば、気持ち的に、その人に先に話を回してあげようと考えるものです。「上から目線で接しない」「訪問するときにちょっとしたお土産を持参する」など、パートナーとしての少しの気遣いがあると、後々、それが転じて大きなご褒美になることは、不動産経営の世界ではよくある話なのです。

また、物件購入時に必要な書類等を、パートナーとしてあらかじめ共有しておけば、“そのとき”が来たときにすぐに行動に移せます。

不動産経営は、自分ひとりで完結できるものではありません。パートナーの協力があってこそ成り立つものです。

別に難しいことをする必要はありません。人として、礼節を持って付き合っていけばよいのです。そのことを念頭に置いて日々を過ごしていけば、いずれ良い仕組みが構築されるものと信じます。

2)良い情報を持ってくるのも人。トラブルを運んでくるのも人

不動産経営は、物件を買ったらおしまいの資産運用ではありません。むしろ、買ってからがスタートです。

先述したように、良い物件を手に入れるうえで、良好な関係を続けてくれるパートナーの存在は欠かせません。

しかし、物件購入後は、少し話が違ってきます。こちらで良い関係を築こうと思っていても、人が絡む以上、予期せぬアクシデントに巻き込まれることも、不動産経営ではよくあります。例えば、「担当者が変わった途端に面倒なことが目立つようになった」などの話は普通にあります。

それでは、私たち不動産経営者は、どうすべきなのでしょうか。ここでも結論から先に言うと、トラブルに巻き込まれたとしても軽い怪我で済むように、事前に対抗策を練っておけばよいのです。

例えば、「金融機関宛の各種資料については、不動産会社経由や、コピーではなく、直接、原本を渡しておく」「手付金や違約金は少なめにしておく」「書面や電子メール、録音など、証拠を残しておく」など、揉めそうになったときに、こちらが有利になるような準備をしておくのです。

不動産経営者の中には、次から次へと発生するトラブルに疲れて、やむなく物件を手放してしまったという人もいます。「人」が相手ですから、思いもしない事態に右往左往してしまうこともあります。

だからこそ、「トラブルがあって当たり前」という考えの元、起こりうるであろうトラブルを先に把握しておき、その対処策を用意しておくことが必要なのです。 人は「知らないもの」には不安を抱きます。だから、「知っておけばよい」のです。発生するであろうトラブルを事前に把握しておけば、そのときになって過度に慌てることなく対処できるはずです。

3)不動産経営にまつわる「人間関係」に注目

ここまでの話の中で、もう気づかれているように、不動産経営では大きく、以下の“関係性”について考えておく必要があります

◎「人」として付き合うための積極的な関係 ◎トラブルに巻き込まれないための防護的関係

本書の中では、前者については「良好な関係」「対等な関係」「協力(関係)」の3つに分けて紹介しています。 また、後者については「トラブル回避」として紹介しています。

どんなに良い物件の条件を考えていても、希望している物件が手に入らなければ意味がありません。

また、待ち望んでいた物件を購入できたとしても、その後でトラブル続きになってしまったならば、不動産経営の醍醐味を味わうことは難しくなります。

先述したように、不動産経営は、自分ひとりでは完結できない資産運用です。だからこそ、「人」との関係には注意を払う必要があります。にもかかわらず、表面的なことばかり気にして、この根本的な要素をおざなりしている人は多いのです。

パートナーとの関係がうまくいけば、不動産経営もうまくいきます。不動産経営を楽しむことができるのです。

不動産経営に携わるのであれば、一度、「人」について真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

目次

まえがき 1)不動産経営は「人」で決まる!! 2) 資産運用における不動産経営 3) 不動産経営のリスク・デメリット 4) リスク分散 5) 不動産経営のリターン・メリット 本書について ~何故、「人」なのか~

第1章 不動産会社の選定・付き合い方

第1節 信頼できる不動産会社の選定について  1)ワンストップ会社(設計・施工・販売・建物管理・賃貸管理等)を選ぶ  2)選択肢の多い物件を扱っている会社を選ぶ  3)メリットもデメリットも明かし、最終的に自己判断させる会社は◎ ほか

第2節 不動産会社とうまく付き合うコツ① ~不動産物件の購入編~  1)自分の個人属性情報や希望物件の情報を不動産会社に流しておく  2)物件情報が来たら、迅速に判断・返事をする  3)断る場合は迅速に。また駄目な理由も伝える ほか

第3節 不動産会社とうまく付き合うコツ② ~不動産物件の建物管理編~  1)建物管理・賃貸管理会社には、上から目線で接しない  2)緊急を要する場合には、多少値段が高くても、迅速に対応すべき  3)緊急を要しない場合には見積もりを取るのもあり ほか

第4節 不動産会社とうまく付き合うコツ③ ~不動産物件の賃貸管理編~  1)サラリーマンには時間がないので入居者募集等は専門家に任せる  2)不動産会社との一括借上げ家賃保証は、なるべく利用しない。直接賃貸契約にする  3)賃貸管理会社と調整し、外国人、高齢者、生活保護者等、入居者については、なるべく門戸を開く ほか

第5節 不動産会社とうまく付き合うコツ④ ~不動産物件の売却編~  1)なるべく、売却はしない  参考:トラブル事例紹介(1)~(4)

第2章 金融機関の選定・付き合い方

第1節 金融機関との付き合い方について  1)金融機関の融資スタンスはコロコロ変わるので注意  2)ひとつの金融機関に絞らない  3)住宅ローン・教育ローンは、お金があっても活用する ほか

第2節 金融機関とうまく付き合うコツ① ~金融機関からの融資の引き方編~  1)なるべく複数対複数で接する  2)融資承認、金銭消費貸借契約は妄信しない  3)「売買契約書」上の白紙解約期限までに、融資実行してもらう ほか

第3節 金融機関とうまく付き合うコツ② ~普段の金融機関との接し方編~  1)口座ごとの資金繰り管理をきちんとし、引き落とし不能に気をつける  2)毎年の情報(確定申告書や源泉徴収票など)の提供・面談要求があった場合には、迅速に対応する  3)返済実績(半年~1年間等)を積んだら、金利引き下げ交渉をする ほか

第4節 金融機関とうまく付き合うコツ③ ~ローン返済終了編~  1)ローン返済終了時には、金融機関から抵当権抹消関連書類を入手する  2)自分の住所が変更となっている場合には、住所変更の連続性がわかる書類を用意しておく  3)関連書類には有効期限があるので、迅速に処理しておく(有効期限が過ぎると、手続きが大変になり、時間がかかる) ほか

コラム;財務諸表の見方 参考:トラブル事例紹介

第3章 保険会社の選定・付き合い方

第1節 不動産経営に欠かせない保険会社の役割について  1)生命保険  2)損害保険

第2節 生命保険会社とうまく付き合うコツ  1)通常は、金融機関が団信を指定する  2)団体信用生命保険(団信)は、死亡・高度障 害をカバーし、性別・年齢にかかわらず割安なので活用する  3)5000万円以上は、検診が必要となるので、普段から健康には気をつけておく ほか

第3節 損害保険会社とうまく付き合うコツ  1)通常は、金融機関がお抱えの損害保険会社を指定する  2)火災保険・地震保険、第三者損害賠償責任保険(落雪による人・車等への被害等)、事故保険(自殺・他殺等)等、各種あるので有効活用する  3)水漏れ等の保険不払いの会社もあるので、留意する(免責事項には注意する) ほか

第4章 各士業の選定・付き合い方

第1節 各士業の選定について 第2節 不動産鑑定士とうまく付き合うコツ  1)金融機関の不動産鑑定は、収益還元法、積算価格法が中心。地方SRC一棟マンションは積算評価が出やすいが、過信しない  2)必要であれば、金融機関お抱えの不動産鑑定士を起用し、評価してもらう  3)不動産経営者としては、収益還元法中心で考える ほか

第3節 宅地建物取引士とうまく付き合うコツ  1)重要事項説明は、宅地建物取引士が宅地建物取引士の免許証を掲示したうえで、「重要事項説明書」という書面で、時間的余裕を持って行う  2)売買契約も、宅建士が取り扱う  3)できれば、自分自身も宅建等を勉強し、浅く広いノウハウを身に付け、不動産会社と対等に話ができるくらいのレベルにしておく ほか

第4節 土地家屋調査士とうまく付き合うコツ  1)土地家屋調査や新築建物保存登記など、いざというときに相談できる土地家屋調査士を増やしておく

第5節 司法書士とうまく付き合うコツ  1)司法書士は、通常、金融機関お抱えの司法書士を指定される  2)悪徳金融機関のお抱え司法書士の場合は、要注意  3)決済日において、買主は売買金額を売主に支払い、売主は所有権移転登記用書類を交付する

第6節 税理士とうまく付き合うコツ  1)不動産会社等から税理士を紹介してもらう  2)税理士試験合格者税理士を活用する(税務署OBは無試験組)  3)不動産経営に強い、自分でも不動産経営を行っている税理士を活用する

第7節 弁護士とうまく付き合うコツ  1)裁判は、時間と金の無駄  2)先方が喧嘩を売って来たときには応戦せざるを得ない  3)不動産経営に詳しい弁護士を活用する(弁護士は、世間や不動産、金融には詳しくない)

コラム:不動産経営者が覚えておくべき評価法 参考:トラブル事例紹介

第5章 不動産経営仲間の付き合い方

第1節 不動産経営を他言しないことがサラリーマンとしてやっていくためのコツ 第2節 不動産経営仲間との知り合い方  1)ブログ等で情報発信。他の不動産経営者のブログを閲覧  2)コラム執筆をする。他の不動産経営者のコラムを閲覧する  3)講演をする・他の不動産経営者の講演に参加する

付録1 パートナー会社選定チェックシート

◆不動産会社選定チェックシート   ◆金融機関選定チェックシート   ◆保険会社 選定チェックシート   ◆士業会社 選定チェックシート

付録2 不動産経営をするなら知っておきたいチェックポイント

◆リフォーム会社の見つけ方 チェックシート   ◆投資可否判断 チェックシート   ◆一等地物件選定ポイント チェックシート   ◆現地調査時 チェックシート   ◆節税(加藤隆流納税0円?マニュアル)   ◆不動産経営指標一覧   ◆不動産売買契約書チェックポイント   ◆物件チェックポイント   ◆財務分析管理表(用語集)   ◆財務分析管理(計算シート)   ◆指値交渉トークスクリプト

あとがき

フォームの終わり

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【加藤隆講演情報】

  • 2020年 1月18日(土)(午前9:45開場)10:00~12:00

(〒103-0027東京都中央区日本橋3-4-12 八重洲ファーストビル4階4階セミナー会場)

「投資歴30年以上!ベテラン大家による資金調達の裏技満載!!《最新版》知っておきたい融資付けテクニック」(株式会社Regrace)

https://www.rakumachi.jp/info_seminar/show/42083

  • 2020年2月29日(土)(午前9:30開場)10:00~11:00

(〒141-0022東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビル3階)

「サラリーマンの自立」(株式会社SYLAND ASSET MANAGEMENT)

https://www.syland.co.jp/

  • 2020年 3月 8日(日)(午前9:30開場)10:00~11:00

(〒141-0022東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビル3階)

「お金の借り方テクニック」(株式会社SYLAND ASSET MANAGEMENT)

https://www.syland.co.jp/

  • 2020年4月11日(土)

千葉大家の会

http://chibaooya.wakwak.info/

  • 2020年9月12日(土)14:00~17:50

東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル4F ワイム貸会議室 お茶の水

http://waim-group.co.jp/space/ochanomizu/access.html

「50代からの不動産投資」(不動産鑑定士浅井佐知子のやさしい不動産投資の学校)

https://asai-kantei.jp/seminar/

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【加藤隆新著情報】(2020年 1月17日発売)

不動産経営は「人」で決まる! 苦労人大家だからわかる、考えるべき本当の話

http://www.panrolling.com/books/gr/gr156.html

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【加藤隆コラム情報等】

  • 一般社団法人 首都圏小規模住宅協会「不動産投資塾」加藤 隆が実際に体験した不動産投資の罠

https://ft-school.com/lecturer/%e5%8a%a0%e8%97%a4-%e9%9a%86

・マネット「加藤隆オフィスの評判は?気になる実績や相談内容をインタビュー」

https://ma-net.jp/card-loan/3993

https://ma-net.jp/card-loan

・ミツカル保険「加藤 隆【加藤隆オフィス】のインタビュー・プロフィール紹介」 https://mitsukaru-hoken.com/fp/12

https://mitsukaru-hoken.com/

・ 「お金がない馬」:「不動産経営のメリット」

https://hihin.net/blog/?p=18264

https://hihin.net/blog/

  • マイナビ「「満室」や「黒字」の秘訣を知る!スーパー大家の「賃貸経営術」」

http://chintai.mynavi.jp/chintaikeiei/superooya/detail_29.html

  • 楽待特集コラム「投資歴30年!加藤隆が語る「不動産投資の肝」」

http://www.rakumachi.jp/news/archives/author/kato

  • 健美家コラム『不動産投資で地獄を見た人の怖い話』

http://www.kenbiya.com/column/katota

  • グランシャス㈱お役立ちコラム「現役最古参のサラリーマン大家の先輩コラム」(区分所有マンション(一棟物):オーナー目線等)

http://toushi.grancieux.co.jp/authers/auther-3

  • じるる「不動産投資の情報サイトじるるで始めるマンション経営」(㈱ジールコンダクター)(中古区分所有マンション:運用:入居者事情等)

http://www.ziruru.com/category/column/kato_taka/

  • 住まいる!投資コラム(資産運用としての収益用不動産投資物件:区分所有マンション:リスク等)

http://www.smile-invest.jp/columns

  • 加藤隆オフィシャルサイト

http://kt-taka.net/

  • 加藤隆公式サイト

https://katotakashi.jp/seminar/



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